2020/06/01
{ プレスリリース }

AIチャットボット「AI Messenger」、AI機能の強化により運用効率化を実現 ~回答精度向上へ繋がる運用サポート機能「AI Compass」を開発~

AIチャットボット「AI Messenger」、AI機能の強化により運用効率化を実現 ~回答精度向上へ繋がる運用サポート機能「AI Compass」を開発~

株式会社AI Shift(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:米山結人、以下AI Shift)は、提供するAIチャットボット「AI Messenger」のAIエンジンの強化を図り、機能を拡充したことをお知らせいたします。

 

近年、あらゆる産業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しています。テレワークやオンラインでの購買などの”新しい生活様式”の推進により、今後市場環境の更なる変化が予想されます。このような変化への対応として、時代に即した顧客接点の創出や接客の在り方が求められており、接客業務を補完するAI活用などカスタマーサポートのDXへの関心は高まっています。

 

このような背景のもと、情勢の変化に応じた柔軟な対応の実現を図るためにAIチャットボット「AI Messenger」のアップデートを行いました。

 

主なアップデート内容

①AIエンジンの強化
BERTをベースとした独自AIエンジンのアップデートにより、回答精度の向上および自社開発である柔軟性を活かして対話機能以外においてもAIを活用した運用サポートが可能となりました。

 

②各種機能の拡充
設計ツールの視認性向上により、シナリオ設定やデザイン修正の簡易化を実現。さらに、運用サポート機能として新たに開発した「AI Compass」を追加いたしました。

 

独自テクノロジー「AI Compass」について
この度、新たに追加した「AI Compass」は、手動での対応が必要な問い合わせ内容の分析や回答の紐付けなどのチューニング作業をAIがサポートする独自機能です。
チャットボットが回答できなかった質問をAIが抽出し、類似した質問毎にクラスタリングすることで、効率的な回答の紐づけを可能にします。これにより、短時間で的確なチューニングを実現し、回答精度の向上やニーズに応じた対応を実現いたします。
また、初期導入時の問い合わせ分析に「AI Compass」のクラスタリング技術を用いることで、自動化可能な領域の可視化やAIの事前学習データの集計にも活用できます。

 

当社は、今後も自然言語処理技術の研究を牽引する大学との産学連携により、アカデミックな研究・開発に取り組み、より高品質なチャットボットや音声対話サービスの提供を通してカスタマーサポートのDXを推進してまいります。

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