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データ連携による道路交通規制情報の自動案内-例年比228%の利用促進に-

福井県 土木部 道路保全課
データ連携による道路交通規制情報の自動案内-例年比228%の利用促進に-
導入前の課題
電話による道路規制情報のお問合わせ回答に、時間を要する状況
選んだ理由
ドライバーへの新たな情報提供手段として、規制情報のデータと連携したAI Messenger Voicebotを導入。
導入後の成果・効果
利用数が大幅増加。精度も安定しており、高い再利用意向

導入前の課題

電話による道路規制情報のお問合わせ回答に、時間を要する状況

福井県では自然災害の発生件数や被害額が年々増加しており、防災分野におけるAI・IoTの活用が急務となっています。

これまで、大雪・天候等の影響により県管理道路の通行規制を行う場合、福井県庁が提供するホームページ「みち情報ネットふくい」上で、県民やドライバーの方々に規制路線や規制時間などの情報提供を迅速かつ分かりやすく努めている一方で、県外から往来するドライバーを中心に、電話での問い合わせが一定数あり、その都度、県庁職員がホームページ上で規制情報を確認する必要があるため、お問い合わせの回答に時間を要する状況でした。

また、問い合わせの対応は開庁時間内に限られるため、夜間や休日はホームページのみでの情報提供となっていました。

選んだ理由

ドライバーへの新たな情報提供手段として、規制情報のデータと連携したAI Messenger Voicebotを導入。

このような状況を改善するため、「みち情報ネットふくい」とシステム連携を行った「AI Messenger Voicebot」を導入。利用者は、規制情報を知りたい道路名や地域名を電話口で質問するだけで、最新の道路規制情報を24時間365日いつでも確認することが可能となりました。

ホームページ画面を頻繁に確認したり、画面操作をしたりしなくても情報を得ることができる点で、運転中のドライバーにとっても利用しやすくなると考えました。

導入後の成果・効果

利用数が大幅増加。精度も安定しており、高い再利用意向

夜間や休日を含む24時間へと対応時間を拡充し、検索の手間なくいつでも迅速な案内を可能にしたことで、2020年12月21日の実証実験開始から2021年1月31日までの期間において、システム応対により100%の応答率で、導入以前と比較して210%の問い合わせに対応できるようになりました。

このようなサービス品質の向上により、電話による問い合わせ総数は例年比228%への増加が見込め、利用促進に繋がっていることが分かりました。

会話の精度においては、当社が行う定期的な精度検証およびチューニングにより、90%の会話完了率と高い結果になりました。

また、ユーザー体験を意識した対話設計により、一般社団法人福井県自動車会議所の利用者アンケートでは再利用意向は80%以上と高い数値が得られました。

 

アンケートを踏まえて、当初案内していた対象道路の規制情報のほかにも、「〇〇通り」といった道路の愛称への対応や、規制終了時期の案内に対応するなど、ユーザーに寄り添ったサービス開発を行いました。

現在、高速道路や直轄国道の規制情報も聞けるようにして欲しいといった声も寄せられており、今後も、このような利用者のご意見を基に、「使われるサービス」を目指してサービス品質向上のための運用・効果改善に努めていきます。

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社名
福井県 土木部 道路保全課
事業内容
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設立
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従業員数
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